自立支援スペース ワンステップとは?

必要とされ続け、9年目に突入しました

自立支援スペース ワンステップは今年9年目に入りました。
 公共、福祉、医療サービス、その他支援団体等ある中で、なぜ当方が必要とされるのか、それは他にはない当方の独自の支援方法にあります。
 公共、福祉、医療等のサービスはそれぞれ公正、公平を期すために厳正に支援のかたちが定められています。なのでそれを逸脱した支援は原則として行えません。またその他の支援団体等においてもそれらに比べ柔軟に対応できる部分はありますが支援のかたちはできてあり、出来ることは限られています。
 それらに対し、当方は居場所を設けている、作業場所があるわけではなく(相談・活動場所はありますが)、それぞれの状態、状況に合わせた支援のかたちを提供しています。
 先に述べた福祉サービス等の支援はそれぞれの枠の中では効果的に機能しますが、それらの支援につながるまでの支援(ワンストップ支援はありますが限定的)が必要な場合や、これらの支援で対応しきれない部分の支援が必要になることがあります。また、本人にとってどの支援が必要なのかわからずそれを見定めることや、信頼関係を築くのに時間を要す場合にも当方の支援が有効になります。
 当方に相談に来る方々は年齢や障害の有無を問わず様々であり、行われている支援も個々により皆違います。そして、そのすべて違う支援のかたちを実現できる柔軟性こそが当方の特徴です。(もちろん、当方で出来ない事もありますが)
 ただ、その支援のかたちを見極めるためにはまずは相談が必要です。もしご興味がございましたら、気軽にご連絡ください。

ひきこもりやニート、その他将来についてお悩みの方とそのご家族のための支援

 私どもは、主に高崎市、前橋市にお住いの、ひきこもりやニート、その他将来についてお悩みの方とそのご家族を対象とし、ご相談(訪問相談を含む)からはじまり、ご本人の状態やご意見に合わせた支援の方向性を立て、その上で当方で行える支援活動、その他農業体験やレクリエーションの開催、就職支援等を進めます。
 また他の支援、医療機関等との連携を図りながら、それぞれの方に合った継続的な自立への支援を行ってまいります。
 しかしながら、ひきこもり問題の多様性から、より幅広い年齢層の方に対応し、ひきこもり以外にも、ニートや不登校、その他様々なお悩みの相談を受け付けております。
 それぞれ一人一人、導き出す答え、方向性は違います。当方では、それぞれが「幸せになること」を目的として、それらを共に考え、共に少しづつ進めていきます。
 

「個別支援」だからできること

 当方は1対1でじっくりとご本人やご家族に合った支援を継続的に進めていく、「個別支援」を特徴としております。
 当事者の方に寄り添い、コミュニケーションを図りながら、彼らの望む方向へ向かった支援計画を立て、当方での活動を行うことにより、それぞれの段階に合わせたステップアップを進めてまいります。また、ご本人一人ではハードルの高いことも、当方がサポート役となり、必要となるガイドやコーチングを行いますので、どうぞご安心してお任せください。

また、「個別支援」として幅広いケースに対応いたしますので、

●何からしていいのか分からない
●ご本人が自室や自宅から出られない
●ご本人が支援を拒んでいる
●ご本人とご家族がコミュニケーションをうまく取れない
●自立に向かった活動や他の支援を使ったがうまくいかなかった

以上のようなケースにも対応いたします。

当方の活動は、

○訪問支援(アウトリーチ)
○ご本人・ご家族の相談
○ご本人の要望、状態に合わせた支援計画の策定
○医療、福祉機関等との連携、引き継ぎ
○当施設での脳トレやペーパークラフト等の創作活動
○農園や屋外での作業
○職場見学、体験やサークル、レクリエーション活動等、多様な課外活動
○タイピングやワード・エクセル等を用いたパソコン学習、訓練
○免許や資格取得に伴う学習や手続き、通学の補助等
○コミュニケーショントレーニング・講座等
○体幹トレーニング等体力づくり
○就職活動支援
〇就職等、次のステップに進んだ後の定着支援

 これらの中から、ご本人やご家族の状態を見極めながら、ご本人が社会から離れていたことによる「ブランク」を埋めるための個々に合わせた段階的なプログラムを選択、実施し、他の支援機関とも連携を図りながら、ご本人に合わせた「一歩、一歩」を引き出すことで「自立」に向けた道筋を開いてまいります。